今のわたしの見方が 正しいとは限らない - 至福の部屋

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今のわたしの見方が 正しいとは限らない

私には、世界はレイヤー構造になっているように思えます。

レイヤーとは複数の層のことです。


いちばん上のレイヤーは、愛・至福・神・光で、それは分割しようのない一つのものであり、肉体の目で見ることはできない世界です。

何も変化せず、ただ永遠に存在している純粋な一元、永遠の愛・至福であり実在です。


神との合一が起こると、意識は常にこの世界に固定されます。

肉体の目は、あまり頼る必要はありません。


起こる出来事や状況とは関係なく、愛・至福・光そのものとして、その中に浸っています。

目を開けていようが、閉じていようが関係なく、常に何もかもに愛・至福・光が見えます。



次のレイヤーは、肉体の目で確認可能な非二元的な世界です。

この層では、見えるものは変化するものの、すべてはつながっており、境界はなく一体になって見えます。


愛が見えるときもあれば見えないときもありますが、見え方は一つです。


個としての私も、あなたもいない、ありのままの世界です。


しかし、至福・神・光、永遠の愛は見えませんし、理解できません。

すべては一体であるものの、まだ肉体の目に頼っています。


至福・神・光、永遠の愛は、このレイヤーで探し出すことはできません。



最後のレイヤーは多くの人たちが見ている層、この世界です。

この世界ではあらゆるものが多種多様に、別々に分離して存在しているように見えます。


この世界では、見え方も多種多様で、あらゆる視点から物事を見ることができます。

分離した個人として、自分の心の中の思い込みや過去の経験、感情が、世界の見え方を大きく左右します。


自分が普通に見ている見え方もありますが、別の見方も存在します。



例えば、電車で席を譲らなかった人を見たとき、「なんて冷たい人なんだろう」と思うことができます。


しかし、別の見方もできます。


「もしかしたら体調が悪いのかもしれない」

「見た目からはわからないが、身体が不自由なのかもしれない」という見方です。


このように、もしも自分の心が作り出したネガティブな反応に気づけた場合、それを手放してもっと穏やかで優しい見方を選ぶことができます。



「自分の見方が必ずしも唯一の真実ではない」と気づくことができると、自分の見方を意識的に変更できるようになります。

自分の見方を意識的に変更できるようになれば、世界の見え方も変わります。



困難な状況や人間関係の中で、より穏やかで肯定的な選択ができるようになることもできるし、

常に愛・思いやり・やさしさという視点から、出来事や状況を見ることができるようにもなります。


「今の見方が正しいとは限らない」と気づくことができれば、謙虚な見方ができるかもしれません。

「別の見方もできる」という選択肢を意識することにより、苦悩から抜け出すきっかけがつかめるかもしれません。


自分がイライラしたり、悲しくなったりしたときは「別の見方で考える」練習をしてみるといいかもしれません。


寒さが厳しい日がずっと続いて嫌だなという見方もできますが、もう春がそこまで来ていると、希望を感じる見方をすることもできます。


出口が見えない暗闇が続くなという見方もできますが、夜明け前が一番暗い、夜明けは近いという見方もできます。


忙しい日々の中で、少し視点を変えるだけであなたの心を自分自身で軽くすることは可能です。

それによって、新たな気づきが得られるきっかけになるかもしれません。


「別の見方を選ぶ」という心の柔軟性を養うことができると、今よりさらに穏やかで優しい世界で生きることができるようになります。



本当のあなたは、愛・至福・光です。

だから愛・至福・光を反映した視点が、あなたがいちばん心地よいと感じる視点のはずです。



軽やかで優しく、穏やかで幸せになれる視点を見つけながら、この世界を一緒に生きていきましょう。


今日もあなたのことを応援しています。

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