「どのように見るか?」は 選ぶことができる
私たちが日々経験する出来事は、思っている以上に「心の持ち方」によって変化します。
状況そのものが幸せや不幸を決めているわけではありません。
「それをどう受け止めるか?」によって私たちの気持ちが決まっていきいます。
もし心の中に不安や焦りがあれば、目の前の世界も、どこか居心地の悪さを感じたりします。
でも、もし穏やかさや感謝の気持ちを持っていれば、同じ世界がずっとやさしく穏やかなものに見えてきます。
仕事でプレッシャーを感じたとき
「こんなに忙しくて大変・・・私はきっと評価されていない」
と思えば、その気持ちがますます不安を呼び、仕事が重くのしかかるかもしれません。
でも
「今こそ、成長のチャンスかもしれない」
「とにかく今、自分にできることをひとつずつやっていこう」
そう考えることができれば、心に余裕が生まれてくるかもしれません。
落ち着いて行動できるようになり、結果的に仕事の流れもスムーズになるかもしれません。
どちらを選ぶかは、いつでも私たちの心次第です。
対人関係も同じです。
たとえば、誰かがそっけない態度をとったとき、
「私のことが嫌いなのかな」
と思えば、私たちはとたんに不安や孤独を感じ、暗い気持ちになります。
でも
「この人は今、疲れているだけなのかもしれない」
と思うことができれば、余計な心の波を立てなくて済むかもしれません。
相手をそっと見守る余裕が、心に生まれてくるかもしれません。
私たちの目の前の出来事は変わらなくても、自分の見方は変えることができます。
私たちの心の平和は、自分の見方は変えることによって、いつでも守ることができるのです。
もちろん、私たちは人生のすべてを思い通りに、コントロールできるというわけではありません。
それでも「この出来事をどう受け止めるのか?」については、いつでも自分で選ぶことができます。
私たちには、いつでも選択肢があるのです。
そして心が変われば、世界そのものが変わったように感じられる瞬間が訪れる可能性が現れてくるのです。
たとえ環境や状況が思い通りにならなくても、大丈夫です。
もしも自分が見ている世界の被害者のように思えたときは、思い出してください。
私たちには、自分の内側から人生を変化させていく、偉大な力を持っていることを。
変化は、一晩で起こるものではないかもしれません。
忍耐が必要な場合もあります。
でも、そんなときこそ
「私は今、この状況をどう見たいのか?」
と自分にやさしく問いかけてみてください。
根気強く繰り返し、何度も何度も問いかけてみてください。
そのうちに、少しずつ心は変わっていくはずです。
そしてその心の変化が外側に現れる日が来るはずです。
そのようにして
「私の幸せは、外の世界に左右されるものではない。
すべては、自分の心の中にある」
と私たちは気づいていくことができるのす。
すべての鍵は、常に私たちの内側にあります。
今日という日が、あなたにとって穏やかで、心の平和を感じられる時間になりますように。
今日もあなたのことを応援しています。
(奇跡講座 ワークブックレッスン31)
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