あなたは、愛の源です
癒しの素晴らしいところは、ネガティブな感情から解放されることです。
ずっと付きまとわれていた不安や恐怖、怒りから解放され、自由になれることです。
ほんとうに癒されると、心の奥にひそんでいた不安や恐怖、怒りがきれいに消えます。
そして消えた後には、愛と平安が現れてくれるのです。
自分と誰かが「ちがう」「分かれている」と思うと、
そこには不安や悲しみが生まれてしまいます。
しかし癒されると、それらの感情はきれいに消えてしまいます。
そして愛は、どこにも行っていなかったことに気づくのです。
恐れは、わたしたちが“ひとつ”であることを忘れたときに生まれます。
わたしたちは決してバラバラではなく、もともと深く結ばれた存在です。
バラバラだと思う他者を、愛の視点から見つめることができると、溶けあうことができます。
すべての他者と溶け合うことができると、最終的にひとつの存在になります。
そのとき「大いなるわたし」一人しか、はじめから存在していなかったことに気づきます。
心が「わたしとあなたは別だ」と信じるとき、恐れが顔を出します。
でも恐れや不安は、「分離」という信じ込みから生まれた夢です。
実際には、分離は一度も起きていないのです。
すべての感情を味わい尽くすことができると、最終的に至福が現れます。
そのとき「大いなるわたし」は、至福そのものであったことに気づきます。
見る心が変わると、世界も変わって見えてきます。
世界は、本当は砂絵のようなものです。
あなたの心の在り方によって、見える世界は、本当に砂絵のように簡単に変化するのです。
見えている世界は、あなたの心の鏡のようなものです。
怖れで見れば、世界は暗く、深刻でリアルなものに見えます。
しかし愛の視点から見ることができれば、世界は愛と光に包まれます。
信じられないような奇跡的な展開が、次々と起こるようになります。
「外の世界」は、変える必要はありません。
あなたが愛で包み込むような視点を見つけ、その視点から世界を眺めるだけでいいのです。
そうすれば、目に見えるすべてがやわらかく、祝福されたものに変わっていきます。
見える世界は、本当に砂絵のように簡単に、素晴らしい方向に変化していくのです。
「こうなってほしい」と願うことすら必要ありません。
「夢を実現させるのだ」と努力することすら必要ありません。
「誰かに貢献するのだ」と一生懸命役立ちそうなことを考え、計画する必要すらありません。
すべては自然に、勝手に、川の水が上流から下流にながれるくらい当たり前のように展開していくようになるのです。
鍵は、あなたが愛で包み込むような視点を見つけることです。
そしてその視点から世界を眺めることです。
あなたがそこからさらに進めば、目に見える世界がどのように映ろうとも、気にならなくなっていきます。
愛と至福の中に浸っているだけで、すべてが全手配されていくことがわかるようになるからです。
あなたは愛されている存在です。
しかし、
本当のあなたは、愛されていることを超越した、愛そのものである存在です。
あなたが、愛の源なのです。
あなたの中には、はじめから変わらない無条件の愛があります。
それは今も、これからも、ずっとあなたの本性です。
あなたは永遠であり、完璧な無条件の愛そのものなのです。
私はそのことを知っているので、常にあなたの本性だけを見ています。
あなたのことを、今日も応援しています。
