Shoichiの奇跡の体験談 - 至福の部屋

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Shoichiの体験談

Shoichiの奇跡の体験談

この出来事は今から約2年前、2022年の春頃に私(Shoichi)に起きた出来事で、この奇跡のような出来事が起こった当時、2022年の春に書いたものをここに載せておこうと思います。

まだ身体が自分と思っていた時期(アイデンティティのお引越しが起こる前)のお話しです。あなたの何かの参考になれば幸いです。

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10年前、私は愛知県から奈良県に移住し、田舎暮らしの生活を始めました。

しかし父が倒れ介護が必要になった為、急遽奈良県から愛知県名古屋市に戻ることになりました。

奈良の家は手放すことになりました。
10年前にその家を購入したときにお世話になった田舎暮らし物件を専門に扱う、地元の不動産業者さんに売却をお願いすることにしました。

売却の依頼をして数か月後、私の奈良の家は無事に売れました。

家が無事に売れると、その不動産会社の社長さんから不動産投資の誘いを受けました。

詳しく話を聞くと「今はコロナの影響で田舎物件がとにかくよく売れている。どんどん売れていくからどんどん仕入れをしたい。

しかし田舎暮らし物件は土地の評価額がとても低いので、銀行から仕入れ資金を借りることが難しい。

そこでもし家を売却したお金をすぐに使う必要がないのなら、銀行役になってもらえませんか?」ということでした。

「たいていの場合、半年以内に物件が売れます。物件が売れたら手数料(収益分)をプラスしてお金をお返しします。

仮に販売開始して1か月で売れたとしても、1年分の手数料をお支払いします。

そしてもし万が一、1年経過しても物件が売れなかった場合でも、手数料をプラスして全額お返しします。」という条件です。

私は会社を経営しており不動産取引は何度も経験があり、これは良い取引になると思い会社同士の契約として投資してみることにしました。

しかし半年経過してもなかなか私の物件は売れません。

そしてとうとう明日でちょうど1年を迎える、というところで不動産業者から連絡がありました。

返金先の銀行口座の確認かと思ったら「お金は1/3しか返せない。次回は2か月後にします」とのことでした。

前もって相談もなく、前日になって一方的に分割して払うという内容を非常に軽い口調で話すので、私は大変驚きました。

どれだけ話を続けても「今は全額返せない。残りは次回で」と言うので、納得はできませんが私は渋々その内容に合意しました。

すぐに変更内容を書面にしてお互いサインをして正式な文書にしました。

2か月経過し、約束の2回目の支払日の前日になり不動産業者から連絡がありました。

「明日は1/3の金額ではなく少額だけ支払います。

残金はもう一度3分割して支払います。計画書をメールで送ります。」という内容でした。

謝りもせず申し訳ないという感じを少しも見せずに、あれほど念押しして合意した会社同士の契約をこんなにあっさりと2度続けて破ることに本当に驚きました。

そしてはっきりと、この不動産業者の金庫にはお金がないのだと悟りました。

お客様はよく来店しています。この会社の物件はよく売れています。

それは間違いありません。

それでも何らかの理由でこの会社は自転車操業なのです。

どれだけこちらが間違っていなくても、どれだけしっかりと契約書を作成しても、「今は払えない。分割にしてほしい。」と言われたら圧倒的にこちらの立場が不利になります。

私は裏切られた気持ちでいっぱいになり、心は怒りと不安と妄想で揺れ動きます。

「3回目の約束を破ったら即、弁護士対応に切り替えます。」そう伝えました。

しかし3回目の約束も破ってきました。

その電話をかけてきたのは社長ではなく、10年前からずっと親切に私の担当をしてくれた女性でした。

「この件は絶対に社長が悪いです。でも大丈夫、今後は私があなたの窓口になって責任を持って対応します。

お金は必ずお返しします。その代わりあと10日待ってほしいです。」と言われました。

私は半分あきれてしまい、最後の最後だと思って10日間だけ待つことにしました。

おそらく、返済について何のあてもないだろう。

おそらく裁判になる。

でも裁判になっても相手に支払い能力がなければお金は返ってこない。

年齢ももう77歳で高齢だ。疲れたので倒産すると言い出すかもしれない。

最後の電話では、社長が対応せず女性社員が窓口になると言った。

もしかすると社長はすでに逃げる気でいるのかもしれない。

仮に裁判をしたとしても、ヘタをしたら弁護士費用分すら、こちらが余計に負担することになるかもしれない。

最悪物件が売れたら、きっとお金は返してもらえるだろう。でもその保証はない。

もしもずっと何年も売れなかったとしたら・・・。

一度社長に直接会ってみようか、でも愛知県から奈良県まで往復7時間もかかるし、外出中と言われ会えない可能性のほうが高そうだ。

良い取引だと思っていたのに、圧倒的に不利な状況になってしまった。

私の頭の中は最悪の未来の妄想と不安でいっぱいです。

そして「どうすれば投資金を回収できるのか?」だけが思考のテーマになっていました。

そして不安な気持ちのまま最後の4回目の約束の日まで、残り3日になりました。

その日私は近所の郵便局に用事があり、クルマで出かけました。

用事を済ませ駐車場に停めてあったクルマに乗り込むと、ふと、つい最近ある方に教えてもらった、イメージワークのことを思い出しました。

そしてなんとなく、そのイメージワークを今ここで実践してみようと思いました。

関係者全員を招いてのイメージ瞑想というか、全員でやすらぎの温泉に浸っているような感じで瞑想してみたらどうだろうか?

そんな思考が湧いてきて、駐車場でクルマのシートに座ったまま実践することにしました。

それはふとした思い付きです。

何も期待していないし、本当に軽い気持ち、半分遊びのような気持ちでした。

私は小さな露天風呂に浸かっているようなイメージをしながら目を瞑りました。

そして不動産業者の社長(77歳)と会計係の社長の奥様(70代)、それに担当の女性(70代)を露天風呂に招きました。

4人で向かい合って、何も話さずにいることにしました。

意外なことに、怒りも不安も不信感も湧いてきませんでした。

そしてじっと見つめていると、あるエピソードが頭に浮かんできました。

それは以前社長が私に話してくれたことでした。

「ほとんどの田舎物件を扱う業者は、初回は案内しないのですよ。

物件まで片道2時間とか3時間とか、普通にかかりますからね。

周辺を案内して往復したら5時間とか6時間かかるのです。

町の不動産業者とは違うのです。

だから普通の業者はお客様に物件の地図だけ持たせて終わりです。

案内したとしても契約に結び付く確率も低いですしね。

でも私は必ず案内することにしています。

だって、もし自分がお客様だったら案内してもらいたいですから。

最寄りの駅とかあそこが地元で評判の良い食料品店だとかいろいろ説明を受けて、物件の中も実際に見てみたいじゃないですか。

だから時間が許す限り、必ずクルマに乗せて一緒に案内するのです。

2軒3軒と物件を案内して、夜の10時に営業所に帰ってくることもあるんですよ。」

そんなエピソードです。

「ああ、この77歳の社長はこんな人だったな。」

「そしてその社長とこの女性たちがお互いを支えあっている。」

そんなことをぼんやり思い出していました。

ふと気が付くと、その3人は光り輝いていました。

それは美しい光でした。

今まで生きてきた中で、いちばん美しい光でした。

「・・・美しい。・・・美しい。・・・美しい。」

美しさしか見えませんでした。

「・・・。」

「・・・そうだ。私はこの美しい人たちを応援することにしよう。」

そんな思いが湧いてきました。

瞑想から戻ってくると、この件に関しては、心は雲一つない晴天になっていました。

郵便局の駐車場で、ふと思いついてやってみたイメージ瞑想。

でもそのほんの15分間くらいの瞑想によって、私の心は180度変化していました。

15分前まで「どうすれば投資金を回収できるのか?」と深刻に思っていたのに、

「私は美しい人達の味方。応援しよう。」になったのです。

そしてこの件がこの先どのような結末を迎えるのかは、興味がなくなっていました。

翌日、電話が鳴りました。

不動産業者の社長でした。

何だろうと思いながら電話に出ました。

「家、売れましたよ!」

「え!!!」

「売れましたから、お金は来週にでもお返しします。手数料(収益分)と迷惑料も合わせて送金させていただきます。」

「本当ですか?」

「昨日別の物件を見たいというお客様が来店して、こんな物件もありますよと、あなたの物件を紹介したら、こちらの物件を買いますと即決で言って手付金を払って、その場で契約してくれたのです。」

1年4ケ月の間売れなかった物件は、瞑想の翌日あっさりと売れました。

「社長、良かったですね。おめでとうございます。」と私は喜びを分かち合いました。

「今までいろいろ迷惑をかけて本当に申し訳なかった。すみませんでした。」

初めて社長からそんな言葉をもらいました。

そして1週間後、本当に全額が私の銀行に振り込まれてきました。

以上です。

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